2011/06/12

断捨離からオタクへ。


何かが流行るときっていうのは、
誰が儲かったり、得をするように出来ている気がしていて、
例えば、AKB48が流行っているとして、
アキバで少し話題になっているぐらいで、
実はそんなに流行っていないのに、テレビや雑誌で流行っているという報道をすると、
10個中、1個ぐらいは本当の人気になる。
そうなれば、そういったものを扱っている媒体は儲けがうまれるので、
更に流行っている、という報道が加熱する。
CMや映画なども出演させれば売上があがるので、さらにメディアへの露出が増えて、
流行っているように感じる。
そのループ。
勿論、それが全てではなくて、単純な才能や魅力で人気が出る場合もありますが、
特に一時的なものは、そういうったことが多い気がします。

では、断捨離で誰が儲けるのか、と考えれば、
そういった特集を組む雑誌などでしょうが、
基本的に、断捨離は、買わないで捨てましょう、シンプルに。という考えがあるので、
そういった特集を組んでも買わない人が多い気がします。
とすると、どうして流行ったのか想像してみると、
選ぶものが増えすぎてしまったに他ならない気がしてならないのです。

例えば、ファッション。
服を去年買って着れるのに、今年の流行りじゃないから着ない、
それに合わせて、靴や髪型も変えなくちゃいけない。
何が流行っているのか、これから流行るのか考えならファッション誌をめくる。
同じ服でも何十種類も色があるから、色違いで買ってみる。
もちろん、それに合わせて再び靴も・・。

そういったことに嫌気がさした人たちが、
もっとシンプルに好きなモノを好きなように、と言い出したものが断捨離なのかもと。
そう考えると、最強の人種は、今、オタクなんじゃないかと、
脳のシナプスは飛躍したのです。

ヲタクの人たちは、自分の好きなことだけに集中をして満喫をして満足をします。
それが周りからどう思われていようが、何ら問題ではありませんし、
それで他人に迷惑をかけるわけでもありません。
例えば、オタ芸をする人。
音楽を聞きに来ているのか、アイドルを見に来ているのか、オタ芸をしにきているのか、
わかりませんが、彼らはとても満足そうで幸せそうです。
コスプレイヤーも同じで、何万円もする服を買っては着ているのですが、
そこに断捨離という言葉はなく、自分の好きなものを来て嬉しそうです。
アニメにも流行り廃りがあるでしょうが、自分の好きなアニメなので、
流行が終わろうが問題ないでしょうし、次のアニメに興味を示す人もいます。

先ほど、ファッションを悪い例としてあげましたが、
ファッションが好きで仕方ないという人は何ら問題ないと思います。
好きならば、いくらでも時間とお金をかけるべきだと思います。

前回も書きましたが、自分が興味がないことに振り回されないで、
好きなことに労力や時間、お金を注ごう、というのが断捨離の肝みたいなものじゃないかと
思っております。

相変わらず、断捨離関係の本を一冊も買ったこともないので、
「ワタシの考える・・」です。あしからず。

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