2011/05/03
断捨離の世の中、ブームのブーム
まだまだ余震が続く毎日で、地震というものが頭から離れないけれど、
いっときの自粛ムードもなくなり、
今度は今度で、消費ムードになっていて、
結局、誰しもが何も考えていない、何も思っていない、テレビやら新聞やらが
示していることに関して、
あーそうか、そうなのか!と、右へ左へと流されている気もする日々、
最近の巷のブームは、断捨離だそうで、断捨離をする人を、ダンシャリアンとも言うそうですね。
もしかすれば、もうそのブームも終わっている可能性も否定できませんが、
えらく前に、おばさんのことをオバタリアンと言ったりしていたけども、
何とも安直なネーミングに唖然とするのでした。
んでは、断捨離とはなんぞやとwikiを見てみると、
"ヨガの「断業」、「捨行」、「離行」という考え方を応用したもので、
人生や日常生活に不要なモノを断つ、また捨てることで、モノへの執着から解放され、身軽で快適な人生を手に入れようという考え。単なる片づけとは一線を引く"
らしいのです。
そうして、その本が大変に売れていたらしいのですが、そういったものを買うという行為は断捨離に反することはないのでしょうか?なんて、子供の揚げ足取りみたいなことを思ってしまった自分が恥ずかしく、そういった細かいことを気にしない、そういったつまらないことを考えないということこそが、断捨離の一歩なんじゃないかと思った次第なのですよ。
いいね。断捨離。
断捨離しようと思っているんです。
しかしねー。物があることが幸せだと教え込まれてきて、子供の頃からアレが欲しい、
コレが欲しいとダダを捏ねてきたのに、今度はアレもいらない、コレも要らないっていうのは、
なんていうか贅沢な気がして、
欲しがない贅沢っていうのも、究極といえば究極な気がするし、
それでも、欲求があるから生きていけるわけですし、
今は、こういった仕方もない日記を書きたいという欲求が些か強いです。
捨てられるものがあるっていうのは、贅沢。
残すものがあるって贅沢。
今日がある贅沢。
贅沢だということを忘れてしまう贅沢。
皆で必死になって、贅沢を幸せを確認しているようで、
何だか切ないねぇ。
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