2011/10/10

水の思い出

「水」の思い出というと、私は中学校の時を思い出す。

それは英語の授業で、
英語で詩を書きましょう、というものであった。

私は英語の知識も乏しかったので、簡単な単語で書けるものを考えた。

水は大きい。
水は小さい
水は早い。
水は遅い。
水は白い。
水は黒い。
水は水だ。

と言った内容のものを書いた。
中学校の英語の先生は、アナタの詩は深いものだと褒めてくれて、
私は今でもそれが嬉しくて、覚えていた。

その先生の思い出として思い出すのは、
ちょうど5限目の授業のこと。
4限目が終わり、給食があるのだけど、
給食の後だったこともあり、教壇が汚れていたのだ。

5限目が始まり先生が入って来ると、
先生は、これは何だ?授業が出来る準備ができたら呼びに来なさい、
といって出て行ってしまった。
中学生の私は、何が起こったかわからなかったし、
本当にドラマのように出ていく人がいるのだと、驚いたのだけど、
教室全体がざわつき、結局、学級委員長が謝りに行った。
その後、先生はさわやかな笑顔で登場し、
一言、どうした?空気が重いぞ、と言うのであった。

記憶は記憶を呼び出してくれて、
そのきっかけは、とても些細なものであるなぁ・・と、
そんなことをまた思いだした

そんな水の思い出。

0 件のコメント:

コメントを投稿