いつだったか、
女子バレーの元オリンピック選手の方がテレビに出ていた。
背丈が大きいこともあって、子供の頃からバカにされていたそうだ。
しかし、恩氏がこういったそうな。
「君は背が高いから、バレーなんか向いているんじゃないか。考えた方、見方、次第だ」と。
彼女は、バレーを始めた。
バレー選手はガードするのもアタックを打つにも背が高いほうが有利だから、
周りの選手は皆うらやましがったし、皆が応援をしてくれたそうな。
こんな話を思い出す。
アメリカのNASAは、宇宙飛行士を最初に宇宙に送り込んだとき、無重力状態ではボールペンが書けないことを発見した。
これではボールペンを持って行っても役に立たない。
NASAの科学者たちはこの問題に立ち向かうべく、10年の歳月と120億ドルの開発費をかけて研究を重ねた。
その結果ついに、無重力でも上下逆にしても水の中でも氷点下でも摂氏300度でも、どんな状況下でもどんな表面にでも書けるボールペンを開発した!!
一方ロシアは鉛筆を使った。
彼女は、思い出しながら語った。
恩氏の「考え方次第、見方次第、という言葉がなかったら」。
誰にでも、人生を変えてしまうような言葉や出会いがある。
その言語や出会いを受け取ったら、
あとは自分で何とかするしかない。
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