上には描かれた、もうここまでくると、それに見せようとする気配すらない空があり、
空が存在するという有様。
はたして、空というものは存在するものなのか、存在として確認してよいものなのか、などと考えているのは、今、部屋の中。
最中の当時、そんなことを考えることも出来ないほどの、音と男子と女子と煙と光と孤独感。
ある人は、丸い部屋のような物体に乗り込み戦場へ向かっていき、あるものは、太鼓を叩いてはしゃぎ、ある方はカードを動かし、
ある人の目ときたらそれは真剣。
ぁーゲーム脳。ぁーこれがゲーム脳と意味もわからずつぶやく部屋の中。
でもしかし、確かにあの姿を親をはじめとする大人が見たら驚愕し動ずるだろう、真剣で戦っているような目でございましたから。
その中に入れば、外の寒さも悩みもなくなってしまったように圧倒され忘却し、子供たちすら大人のように慣れて振る舞い、むしろごとく私は浮いて浮いてウロウロとし、視点も定まりません。
すれ違うものは、こちらをチェックするように目で確認し黙認し把握しておりました。
そんな中は、居心地も悪く、尻もつけず、腰も落とせずで、外に出て、うむ、これは...と呟く私を発見。
10年ぶりぐらいに入った施設。
地元ゲームセンターにて思ったこと。
アレは現実の中にある現実ではない空間なのでした。
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