私は午前10時から午後7時までの間、改札口の前に立ってみて、ぁーもしかしたらハゲの人はハゲではなくて、超単発のショートヘアーなのではないかと、その階段を登っていく、日本のサラリーマン今日もご苦労様、派遣切り、窓際、リストラの恐怖と戦いながらも、その階段を登っていく姿にご苦労様、その頭が何よりもアナタの勲章であると、私はアナタの気づかない、それでいて大きな後ろ姿、背中ごしに応援します。
家に帰ってからのことを想像すれば、きっと今日1日の疲れを癒すためのビールが待っている、そうしてグビグビグビと喉を鳴らして飲んで、そうだ、おつまみも柿ピーなんて用意して、ニュースを見ながら政治家はダメだ、まったくダメだ、でも、政治家をダメだといって政治に興味をなくしている若者はもっとダメだ、と再びビールを口にして、この苦味がわかってくれば立派な、一人前の大人に違いない、それにしても、娘の帰りが遅い、どこの骨の男ともわからんやつと付き合っているんじゃないだろうなぁ、職についているのか、まさかフリーターだの派遣じゃないだろうなぁ、もしも一緒に家にきたら一体なんと言ってやろうかと思いながら再びビールを口に運び、それにしても、日本のプロ野球はつまらなくなった、昔はスター選手がいたというのに、まったく、とビールを口にして、アナタが見つめている泡のその先には現実のアナタがいて、現実のアナタは満員電車に揺られ、今にも就寝してしまいそうで、白い泡はベットか枕か電車の揺れは、酔いの揺らめきか。
会社のアナタこそが本来のアナタの勇姿であり真実であるに違いありません。役職が問題だとは思いません。それは飾りです。頼られるような上司、または同僚でしょうか、それとも反感をもらってしまうような、ハンバーガーのピクルスのような、料理についてくるパセリのような存在なのでしょうか、あの苦味は子供には厳しいでしょうか、いいえ、決して厳しいことが悪いということでありません、アナタの背広を見れば誰だってわかるはずです、アナタの背負った過去未来現実その皺の数、時には厳しいことを言うことだって必要でしょう、それがアナタの役目でございます。アナタは世の中の役目というものをご存知であるのでしょう。信号機が必要なのは車の事故をなくすため、自動販売機が必要なのはどこでもジュースが飲めるため、コンビニが24時間なのはジャパニーズビジネスマンのため、アナタがそうして会社に行き座っているのと食卓に醤油があると何の変わりがあるというのでしょう。アナタも醤油も一緒なのです。それはアナタの頭が大豆と似ているということとなんら関係はないことです。
そうして1日が終り眠りにつく瞬間が何よりも幸せであり、それを何よりの幸せだと感じてしまうことが不幸だと感じることもでもあり、そういったジレンマの中でアナタが眠りについて、疲れ果てた先は夢の中ですら見つけることが出来ないパラダイス。
次の瞬間には朝を向かえ、かつては聖地であったトイレの中すらも、お父さんが使うと臭いから使わないで、早く出てきてといわれ今じゃ廃墟。
そうして、アナタは背中を丸め駅に降り立ち、その台のようなものに向かって階段を上っていくのですね。
いつか来る終わりを目指して。
家に帰ってからのことを想像すれば、きっと今日1日の疲れを癒すためのビールが待っている、そうしてグビグビグビと喉を鳴らして飲んで、そうだ、おつまみも柿ピーなんて用意して、ニュースを見ながら政治家はダメだ、まったくダメだ、でも、政治家をダメだといって政治に興味をなくしている若者はもっとダメだ、と再びビールを口にして、この苦味がわかってくれば立派な、一人前の大人に違いない、それにしても、娘の帰りが遅い、どこの骨の男ともわからんやつと付き合っているんじゃないだろうなぁ、職についているのか、まさかフリーターだの派遣じゃないだろうなぁ、もしも一緒に家にきたら一体なんと言ってやろうかと思いながら再びビールを口に運び、それにしても、日本のプロ野球はつまらなくなった、昔はスター選手がいたというのに、まったく、とビールを口にして、アナタが見つめている泡のその先には現実のアナタがいて、現実のアナタは満員電車に揺られ、今にも就寝してしまいそうで、白い泡はベットか枕か電車の揺れは、酔いの揺らめきか。
会社のアナタこそが本来のアナタの勇姿であり真実であるに違いありません。役職が問題だとは思いません。それは飾りです。頼られるような上司、または同僚でしょうか、それとも反感をもらってしまうような、ハンバーガーのピクルスのような、料理についてくるパセリのような存在なのでしょうか、あの苦味は子供には厳しいでしょうか、いいえ、決して厳しいことが悪いということでありません、アナタの背広を見れば誰だってわかるはずです、アナタの背負った過去未来現実その皺の数、時には厳しいことを言うことだって必要でしょう、それがアナタの役目でございます。アナタは世の中の役目というものをご存知であるのでしょう。信号機が必要なのは車の事故をなくすため、自動販売機が必要なのはどこでもジュースが飲めるため、コンビニが24時間なのはジャパニーズビジネスマンのため、アナタがそうして会社に行き座っているのと食卓に醤油があると何の変わりがあるというのでしょう。アナタも醤油も一緒なのです。それはアナタの頭が大豆と似ているということとなんら関係はないことです。
そうして1日が終り眠りにつく瞬間が何よりも幸せであり、それを何よりの幸せだと感じてしまうことが不幸だと感じることもでもあり、そういったジレンマの中でアナタが眠りについて、疲れ果てた先は夢の中ですら見つけることが出来ないパラダイス。
次の瞬間には朝を向かえ、かつては聖地であったトイレの中すらも、お父さんが使うと臭いから使わないで、早く出てきてといわれ今じゃ廃墟。
そうして、アナタは背中を丸め駅に降り立ち、その台のようなものに向かって階段を上っていくのですね。
いつか来る終わりを目指して。
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